プロジェクトマネジメントガイド
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プロジェクトマネジメントにおけるネットワークダイアグラムとは何でしょうか?

プロジェクトマネージャーであってもプロジェクトチームメンバーであっても、ネットワークダイアグラムを理解することは大変重要です。

プロジェクトマネジメントにおけるネットワークダイアグラムとは何でしょうか?

ネットワークダイアグラムはプロジェクトのすべてのタスク、責任区域およびワークフローをグラフで表示したものです。一連のボックスや矢印などから構成されるチャート形式で表示され、プロジェクトのスケジュールや作業手順を精密に示し、各ステージごとに完了までの進捗状況を追跡します。ネットワークダイアグラムにはプロジェクトに関連するすべてのアクションと成果が含まれるため、プロジェクトのスコープも示しています。

ネットワークダイアグラムは、プロジェクトマネージャ―がプロジェクトの各要素を追跡し、その状況の共有に利用するだけでありません。 リサーチによると、 ネットワークダイアグラムでデータを視覚的に表示することがチームメンバーの理解度の向上と記憶力の強化につながるため、メンバーのストレスを削減しながらパフォーマンスと生産性も向上します。

2種類のネットワークダイアグラム

プロジェクトマネジメントには、主に2種類のネットワークダイアグラムがあります:1つはアローダイアグラミング法(ADM)(「アローネットワーク」「アクティビティオンアロー」とも呼ばれる)、もう1つはプレシデンスダイアグラム法(PDM)(「ノードネットワーク)「アクティビティオンノード)とも呼ばれる)です。

アローダイアグラム法 (ADM)

アローダイアグラミング法では、矢印(アロー)を使ってプロジェクトに関連するアクティビティを表示します。

ADMでは:

  • 矢印の尾の部分がアクティビティの開始、矢印の頭の部分が終了を意味します。
  • 矢印の長さは通常アクティビティの期間を示します。
  • 各矢印は「ノード」とよばれる2つのボックスをつなぎ、ノードは一連のアクティビティの始まりと終わりを示しています。アクティビティ開始時のノードは「i-node」、シーケンス終了時のノードは「j-node」と呼ばれることもあります。
  • ADMチャート のアクティビティで示されるノード間の関係は「終了から開始まで」または「FS」の関係のみです。

ADMネットワークダイアグラムには、時々「ダミーアクティビティ」(直接の関係を示さない矢印)を含める必要があります。上記のダイアグラムによると、アクティビティCはアクティビティAおよびアクティビティBが終了した後でのみ実行できますが、ネットワークダイアグラムではアクティビティAとアクティビティCをつなぎました。ここでは床のタイル張り(アクティビティC)を例にとっています:タイル張りはまず床をコンクリートで固めて(アクティビティA)、許可を得てから(アクティビティB)のみ開始できます。アクティビティAとアクティビティBは直接関連していないため(Aは Bにつながらず、BはAにつながらない)、BとCの間にダミーアクティビティを作成し、Cは Bが終了してから実行できることを示します。ADMチャートはまた、新しいノードやアクティビティを追加しなくてはリードタイムやラグタイムをカプセル化できません。表現方法が限られているため、現在ADMはあまり広く利用されなくなりました。

プレシデンスダイアグラム法(PDM)

ネットワークダイアグラムを作成するプレシデンスダイアグラム法では、各ボックスおよびノードはアクティビティを示しています。矢印は各アクティビティ間の関係を示しているため、4つの可能な関係をすべて示すことになります:

  • 「終了から開始」(FS):1つのアクティビティが終了するまで次のアクティビティを開始できない時に使用します。
  • 「開始から開始(SS)」:2つのアクティビティが同時に開始できることを示します。
  • 「終了から終了(FF):タスクが同時に終了しなければならない時に使用します。
  • 「開始から終了」(SF):これは一般的にはあまり見られない依存関係で、次のアクティビティが開始するまで実行中のアクティビティを終了できない時に使用します。

PDMでは、リードタイムとラグタイムは矢印と並行して表示できます。例えばあるアクティビティが、次のアクティビティ開始までに10日間経過しなければならない場合、関連するノード間の関係を表す矢印の上に「10日間」と記入します。

PDMネットワークダイアグラムは現在、プロジェクトマネジメントにおいて頻繁に利用されています。


Types of project network diagrams: Arrow diagram and precedence diagram

There are two main types of network diagrams in project management: the arrow diagramming method (ADM), also known as “activity network diagram” or “activity on arrow”; and the precedence diagramming method (PDM), also known as “node network” or “activity on node.”

Arrow diagram method (ADM)

The ADM, or activity network diagram, uses arrows to represent activities associated with the project.

In ADM:

  • The tail of the arrow represents the start of the activity and the head represents the finish.
  • The length of the arrow typically denotes the duration of the activity.
  • Each arrow connects two boxes, known as “nodes.” The nodes are used to represent the start or end of an activity in a sequence. The starting node of an activity is sometimes called the “i-node,” with the final node of a sequence sometimes called the “j-node.”
  • The only relationship between the nodes an activity in an ADM chart can represent is that of “finish to start” or FS.

Occasionally, “dummy activities”—arrows that do not represent a direct relationship—need to be included in ADM network diagrams. In the diagram above, activity C can only occur once activities A and B are complete; in the network diagram, you’ve connected activity A to activity C. Perhaps we’re talking about tiling a floor (activity C): It can only begin once the concrete is poured (activity A) and the permits are obtained (activity B). Since activities A and B are not directly related—A doesn’t lead to B, and B doesn’t lead to A—you’ll need to draw a dummy activity between B and C to show that C is dependent on B being completed.An ADM chart also does not have a way to encapsulate lead and lag times without introducing new nodes and activities, and it’s important to note ADM is not widely used anymore due to its representational limitations.

Precedence diagram method (PDM)

In the precedence diagramming method for creating network diagrams, each box, or node, represents an activity—with the arrows representing relationships between the different activities. The arrows can therefore represent all four possible relationships:

  • “finish to start” (FS): This is used when an activity cannot start before another activity finishes.
  • “start to start” (SS): This is used to illustrate when two activities are able to start simultaneously.
  • “finish to finish” (FF): This is used when to tasks need to finish together
  • “start to finish” (SF): This is an uncommon dependency and only used when one activity cannot finish until another activity starts.

In PDM, lead times and lag times can be written in alongside the arrows. If a particular activity is going to require 10 days to elapse until the next activity can occur, for example, you can simply write “10 days” over the arrow representing the relationship between the connected nodes.

PDM network diagrams are frequently used in project management today.

Further reading: